エクストリームな音楽と日常徒然

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THRASH DOMINATION 2004の思い出

THRASH DOMINATION 2020が開催決定したので思い出話でも書こうかなと。

最初に開催された2004年は高校3年生でした。BURRN!とインターネットで80年代が全盛期だったジャンルのスラッシュメタル、そしてレジェンドバンドが日本で観れると心が躍りました。しかも、TESTAMENT、OVERKILL、FLOTSAM AND JETSAM、DEATH ANGELが来日するという事だったので尚更興奮しました。残念ながら初年度はTESTAMENTがキャンセルでしたが...。

FLOTSに関して言えばMETALLICAのジェイソンが在籍していたので、バンドの歴史を辿るだけでも楽しみな気持ちが強かったです。OVERKILLは言わずもがな"Fuck You"を聴けると思い、ライブの妄想に耽っていました笑

勿論当日は気持ち良いくらいに中指を突き立てた!そして、このイベントの一番の目当てはDEATH ANGELでしたね。メンバーが10代で結成しKill As Oneのデモテープをカーク・ハメットがプロデュースしたと知ってから、その情報だけで当時の自分はめちゃくちゃ気になるバンドだった。再結成後第一弾のアルバムである「The Art Of Dying」は発売してすぐに買いに行き、スラドミまでヘヴィロテをしていました。伊藤政則のROCK CITYで彼らの映像が流された時に「もうすぐライブが観れるんだ!」と思いながら、放送が終わった後にアルバムを聴いたりして当日まで備えていました。

もう16年前なのでうろ覚えな記憶しかないですが、ザックリとイイ加減に言えば「楽しかった」の一言に尽きます。スラッシュメタルと言うと今ではリバイバル勢が活動していて若手のスラッシュバンドが聴ける時代ですが、2004年の時は若手はいなかったか、それとも自分の知識不足で認識できなかったくらいにスラッシュメタルは既に終わったジャンルで、最後の頼みの綱がSLAYERだけいう印象でした。LAメタル風のロックンロールをプレイするバンド、ジャーマンメタルを受け継ぐバンド、NWOBHMの影響下のバンドなどは割といたと思ったけど、80年代スラッシュメタルをプレイするバンドは見つけられず「スラッシュメタルは過去のジャンルなんだ、SLAYERだけか...」と落胆しつつも、過去のバンドを辿り楽しんでいたのを思い出します。だからこそ、スラッシュメタルの再結成ブームは嬉しかったですね。「これから俺もリアルタイムで楽しめる!」みたいな感じで騒いでた。最後にTHRASH DOMINATION 2004に行った後は「このイベントが大きくなってBEAST FEASTみたいになったらな良いな!」と思ったものです。高校生活の中で一番輝いたライブがこのイベントでした!そして今年のスラドミが無事開催される事を願っています!

BGM:「Fall From Grace」/DEATH ANGEL